絵が売れない人の特徴と売れない事に対する解決策 -「売れる」とは?
結論を先に言いますと
そもそも絵に限らず「売れる」には
「セルフプロモーション」をしてから
「商品を販売」した方が
確実に継続して収入を売ることが出来ます。
大体のクリエイターは
まず個展やイベント販売を先にやりたがり
販売→集客→営業とやってしまいがちですが、
真逆の営業→集客→販売の順で行えば
確実に絵(商品)を買ってくれる人は増えます。
そしてホームページ、ブログ、動画配信、
SNS、メルマガ配信を駆使し
複数の自動で集まる集客の柱を
地盤として固めて置きましょう。
絵(商品)が売れなくても
他に収入(アフィリエイトなど)が
入るようになれば
最終的に会社勤め、アルバイトをしなくても
黒字収入で暮らせるようになり、
絵に費やす時間が増えることになります。
絵が売れない人の特徴と売れない事に対する解決策 – 絵が売れない人の特徴
- 無名なのにいきなり個展やイベント販売をする
- 数を描けば誰かが勝手に見てくれると思っている
- いい物を描けば誰かが勝手に見てくれると思っている
- 基本的な技術が身についていない
- 手を抜いている
- 受け身の姿勢でいる
大体はこれに当てはまると思います。
これだけじゃ説明不足なので
1つずつ詳しく解説します。
- 無名なのにいきなり個展やイベント販売をする
個展を開くことはクリエイターにとって夢です。
しかしセルフプロモーション(自己営業)を
行っていないと人が集まらずに
絵が売れないどころか全く人が来ない…という
状況になります。
イベント販売(即売会)にも同じことが言えます。
購入者は
超有名人→有名人→ちょっと有名→まあまあ有名→あまり有名でない→無名
と順番にスペース(ブース)を回っていき
無名ほど財布の紐が硬くなり、
イベント(即売会)の時間が経つにつれ
人そのものが減っていきます。
無名状態で出ると殆ど売れず
交通費、宿泊費、印刷代、他経費等
大赤字になるだけです。
これは実際私も経験しましたし
周りの無名サークル(ブース)も
あまり売れている様子はありませんでした…。
今はコロナでイベントが中止に追い込まれ
イベント会社や印刷所が本を刷るように
呼びかけていますが
無名の作家が本を出した所で赤字と
沢山の在庫を抱えるだけです。
自費出版(同人誌)が無条件で売れたのは
バブル時代の頃のお話で
今の売れている大体の作家が
商業活動しているクリエイターばかりです。
今頃同人に参入しても
レッドオーシャンの激戦区なので
無名の作家が参入するには
作品を沢山作って発表するよりまず
セルフプロモーション(自己営業)
をしてから参入した方が
効率が良く売れるでしょう。
- 数を描けば誰かが勝手に見てくれると思っている
私は過去に他の上手い絵の人たちを見て
「何でこの人は上手いのに売れてないんだろう…」と
何度も思ったことがあります。
今なら原因はわかりますが
セルフプロモーション(自己営業)
を行っていないから
買う側(購入者)が気付いてもらえずに
素通りをしてしまうからです。
これは非常に勿体ない事であり、
機会損失も大きいです。
昔の私も「沢山作品を描けば売れるはずだ!」と思い、
沢山描いてきましたが
セルフプロモーション(自己営業)を
全く行っていない為
全く売れる事はなく大赤字を抱える事になりました。
大きな失敗の黒歴史ですね笑
- いい物を描けば勝手に見てくれると思っている。
今でも物づくりの産業とか
クリエイター界隈に多い思考ですが
現実は全く通用しない考え方です。
沢山の人に見てもらって
沢山の人が「これはいい物だ!」と
思わせるものが本当にいい物です。
自分から「いい物ができたぞ!」と
絵(作品)を人に見せても反応が悪い時は
「いい物」だと思い込んでいる場合があります。
これから脱却するにはまず
セルフプロモーション(営業)を勉強して
実践してから技術を磨けば
集客も良くなりますし、
たちまち反応は良くなります。
- 基本的な技術が身についていない
独学で絵を学ぶ人もいますが、
基本的な技術(デッサンや道具の使い方)等を
知らないと人から
「下手だなあ」「画力がない」と思われてしまいます。
これを治すには絵画教室で
手取り足取り教えてもらうと良いでしょう。
教室も講師によって
さまざまな教え方がありますので
自分の欲しい技術を確実に手に入るような講座を見抜いて
講師を選びましょう。
本から学ぶ方法もありますが、デッサンやパース等は
講師に教えてもらった方が分かりやすいです。
- 手を抜いている
手を抜いて描いていると絵の知識のない人でも
「手を抜いているな」
「書き込みがないな」
と思われて人が離れてしまいます。
毎回いい意味で人を裏切るような
品質(クオリティ)の作品を発表し続け
リピーターを放さないことが大事です。
手を抜かず本気で書いた作品は
何年、年十年、年百年と評価されます。
- 受け身の姿勢でいる
「いつかきっと評価されるだろう」と
描いているだけでは仕事や集客はできません。
セルフプロモーション(自己営業)をし
会社にポートフォリオを送るなどして
営業をして攻めの姿勢で行かないと行けません。
公募展も良いですが確率が低いので
まずはHP・ブログ・メルマガで集客をしてから
作品を売り込むと仕事が確実に来ます。
絵が売れない人の特徴と売れない事に対する解決策 – 「誰も知らない人の物なんて買う訳ないじゃん」私の失敗体験談…
私は過去に
漫画のイベント(同人即売会)に出て
全く売れなかったことと
イベントに出るたびに
赤字が膨れ上がっていくことに
多大なストレスを感じていました。
昔は「イベントに出続ければ知名度が上がる」
「腕も上達して本も売れるようになっていく」
と勝手に思い込み一人で搬入や搬出をして
積極的にイベント参加していました。
しかしその努力は全く実ることが無く
水の泡になりました。
知り合いに相談したところ
「誰も知らない人の物なんて買う訳ないじゃん」
という言葉ではっと気が付き
同人活動そのものを辞める事にしました。
これ以上活動しても苦痛と赤字が膨らむだけだと
気が付いたからです。
営業を怠った私が売れる訳が無いのです。
当時は売れない原因は
才能がないからだと落ち込んで
筆を折る事も考えましたが、
某恩師と某オンラインスクールのおかげで救われて
新しくHP・ブログを立ち上げて
作風を売れる明るい作風に方向に一新して
積極的に他作家さんと交流するようになり、
忙しなく動く同人活動だった生活とは逆に
今度は絵画でゆっくりと絵を描いて暮らしたいと
目標を定めるようになりました。
絵が売れない人の特徴と売れない事に対する解決策 – 知られなければ意味がない
どんなに「良い物」でも人に知られなければ
お蔵入りか最悪ゴミに捨てられます。
知名度が無い作家の作品は
キャンバスを剥き出しにされたまま
破格の価格でフリーマーケットに売り出される
悲しい現実があります。
これを避けるにはセルフプロモーションを
きちんと勉強し集客をしてから販売をし続ける事で
世界に向けて知名度を上げる事が出来るのです。
絵が売れない人の特徴と売れない事に対する解決策 – フリマサイト/オークションサイトで売るのは安売り競争になるだけ
よくヤフオクやメルカリで
破格の値段で手描きイラストを
販売している人がいますが、
自分の価値を安売りしているような物です。
オークションサイトやフリマサイトは
絵画を描いている人向けの
サイトではないので
値切りをしてきたり
1万以上の価格設定をしていると
いちゃもんをつけられたりするどころか
「ここで販売するとは落ちぶれたんだなあ」
と最悪の評価を貰うことになります。
デジタルイラストで仕事を貰いたい方は
ココナラが有名ですが
ここでも破格の安売りをしていたり
クライアントも質の悪い人が多く
ライバルが多い為登録はお勧めしません。
レビューサイト(みん評)を見ると分かりますが
SNSやHPなどのURLを表記していると
急に停止したり運営の評判も悪いです。
他人のプラットフォームで
商売するのではなく
自分でHP・ブログ・メルマガを立ち上げて
集客・ファン化・リピーター作りを
目指した方が効率的です。