こんにちは、poyotan115です。
今日は絵を上手くなるには
数を描くより
1枚1枚悩んで描くと成長する
という話をします。
分からない部分は資料を見ながら
描くという新しい表現に挑戦する
努力は積み重ねていくと
人を魅力にさせる絵を描くことが
出来ます。
- 1 サボらない下地作りと資料が必要 – 手癖で描くとどんどん雑になり下手になる
- 2 サボらない下地作りと資料が必要 – 上手い絵を描く人は資料を持っている
- 3 サボらない下地作りと資料が必要 – 資料集は本や素材集のネットから集める
- 4 サボらない下地作りと資料が必要 – ネットの拾い画像を参考にするのはトレパクになる
- 5 サボらない下地作りと資料が必要 – まずは大まかな下書きから整えた下書きを描いて線画に移る
- 6 サボらない下地作りと資料が必要 – 長い線はパスツール、アナログでは雲形定規を使うと綺麗
- 7 サボらない下地作りと資料が必要 – 左右反転、回転機能を使うと絵が歪まない
- 8 サボらない下地作りと資料が必要 – 速く塗るにはグリサイユ技法を使用しグラデーションマップを使う
- 9 サボらない下地作りと資料が必要 – アナログ絵画でもグリサイユ技法は有効
- 10 サボらない下地作りと資料が必要 – 絵を描くのに年齢は関係ない
サボらない下地作りと資料が必要 – 手癖で描くとどんどん雑になり下手になる
どんなプロでも資料やポーズ人形を
参考にせず手癖で描いていると
どんどん絵に歪みが出て
色塗りも雑になり見る人にも
「サボっているなあ…」
「手抜きだなあ…」
「絵が雑だなあ…」
と思われるようになります。
アナログ作画に慣れた
イラストレーターや画家が
デジタル作画に移行すると
絵が劣化するように見えるのは
きちんとデジタルペイントソフトの
使い方を理解していないせいです。
逆も同じでデジタル作画に慣れている
イラストレーターや画家が
アナログの画材に慣れずに
上手く描けないのは
正しい画材の使い方を理解していない
せいなのです。
アナログもデジタルも正しい使い方の
作画方法を使えば人を魅力する
絵を制作する事が可能でしょう。
サボらない下地作りと資料が必要 – 上手い絵を描く人は資料を持っている
プロの画家、漫画家、イラストレーターの
メイキング本を持っている方なら
彼らが資料本が沢山入っている本棚が
写っている写真
を見ていると思います。
ポーズ人形のフィギュアを
組み合わせて絵の構図を
考える人もいます。
背景は資料が無いと
殆ど描けないので
資料本を買うと良いでしょう。
自分で本格的に
パースを使って
背景を描きたい貴方は
パース定規と言うものを
使用すると格別に
描きやすくなります。
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サボらない下地作りと資料が必要 – 資料集は本や素材集のネットから集める
資料集としてはお勧めは本を見て
自分がいいなと思った本を
片っ端から見て手元に置きたいものを
購入しましょう。
まずは図書館で数冊借りてみましょう。
本の利用規約をじっくり読んで
トレスOKなのか確認しましょう。
BOOTHの資料を見て参考にする
手もあります。
利用規約をよく読んでから注意して
使用しましょう。
ネットで簡単に検索した
出所の分からない画像を使うのはNGです。
人物ならトレスOKのヌードデッサン集や
(いかがわしいのでリンクは貼りません笑)
可動式フィギュアを使って構図を
決めるという方法もあります。
サボらない下地作りと資料が必要 – ネットの拾い画像を参考にするのはトレパクになる
出所の分からない画像は
使用するとトレパク(盗作)
なるどころか
著作権侵害に当たり
版権元に訴えられる可能性が
あるので絶対に辞めましょう。
「どうせバレないだろ」と
こっそり使ったら
Google検索の画像検索で
出所が一発でわかり、
分かる人には分かります。
阿漕な行為は
自分だけではなく関係者の
創作生命まで奪う行為に
なりますので、
絶対に辞めましょう。
サボらない下地作りと資料が必要 – まずは大まかな下書きから整えた下書きを描いて線画に移る
エスキース(小さい草案)
を1枚のクロッキー帳に何枚か描いて
良いなと思ったら1つに絞って
まずは大まかなラフを描きましょう。
そしてそのまま線画を描くのではなく
次は大まかなラフの上に少し細かいラフ、
少し細かいラフの上に線が拾いやすい
下書きを描いて上にやっと
線画を描くようにします。
下地処理をきっちり仕上げる事で
線画を描く時に迷い線がなくなります。
残った線はアナログの場合消しゴムで
不要な線を消すようにしましょう。
デジタルならラフごとにレイヤー分けを
しておくと便利です。
この時点でラフのカラー塗りを
しておくと仕上がりが
どんなカラーになりやすいか
イメージしやすいです。
サボらない下地作りと資料が必要 – 長い線はパスツール、アナログでは雲形定規を使うと綺麗
数あるイラスト講座の中には
「ペンツールで線画を描く」
程度で具体的な線画の描き方が
あまり見られません。
大体は短い線を繋げて描くと
書かれていますが
液晶タブレットならまだしも
板タブレットでは
綺麗な線は引きづらいです。
そこでCLIP PAINT STUDIOのベジェ曲線で
長い線は一発で綺麗に引くことが出来ます。
Illustratorのパスツールに慣れている人は
すぐに覚えるでしょう。
昔ほどペイントソフトがなかった頃は
Photoshopのパスツールで線画を引いて
塗りつぶりもパスツールで行うという
手間をかけていました!
その分線画はとても綺麗になります。
アナログでは長い線を引くときは
雲形定規を使うと綺麗に曲線を
引くことが出来ます。
漫画家でも使用されている事が
多いです。
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サボらない下地作りと資料が必要 – 左右反転、回転機能を使うと絵が歪まない
プロの絵は左右反転しても
絵の歪みがありませんし
不自然さがありません。
これを貴方が再現するには
左右反転、回転機能が使える
ペイントソフト
(CLIP PAINT STUDIOがお勧めです)
があると便利です。
左右反転で顔や体、背景の歪みが
一瞬で分かって修正できたり、
回転機能で描きにくい部分を
キャンバスを回転しながら
描くことが可能です。
アナログなら直感的に
紙を回転させて描いたり
トレース代を使って
裏側に下書きを描いて
透かして表側でペン入れする
ことが可能です。
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サボらない下地作りと資料が必要 – 速く塗るにはグリサイユ技法を使用しグラデーションマップを使う
デジタルならパーツごとに色わけ
したレイヤーを透明部分を塗れないように
ロックした後にグレーで色塗りを
した後に「グラデーションマップ」を
使うと簡単に色の配色を一発で決める事が
でき、時間短縮が出来ます。
Photoshopで有名な機能ですが
CLIP PAINT STUDIOでも実装され
使用できるようになりました。
色の階調ごとに色を指定できるので
で肌の色や服の色も一発で変換
することが出来る大変便利な機能です。
よくモノクロで全体の色を塗ってから
オーバーレイや乗算で
色を乗っけただけの絵がありますが
黒色が協調しすぎて汚いだけなので
グラデーションマップを使用した方が
綺麗に仕上がります。
この方法は色を塗るのが苦手な人に
向いています笑
サボらない下地作りと資料が必要 – アナログ絵画でもグリサイユ技法は有効
アクリル絵の具・油絵の具でも
グリサイユ技法を使用して
絵を完成する事が出来ます。
(というより油彩の技法が元々ありました)
アクリル画は最初に「ジェッソ」を
キャンバスに
何回か塗って乾かしてやすりですると
綺麗な白色のキャンバスになります。
そして
「ジェルメディウム」という
絵の具の透明感を増させるジェルで
薄い色→濃い色と重ね塗りするような
感じで行います。
水ではシャバシャバになり
キャンバスに上手く絵の具がくっ付きません。
混ぜるときはペイントナイフを使用して
絵の具とジェルメディウムを
適量に混ぜましょう。
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サボらない下地作りと資料が必要 – 絵を描くのに年齢は関係ない
よく巷では
「イラストレーター、漫画家は10代~20代まで」
「年を取ったら感性がなくなる」
と言われていますが
そんなことは全くありません。
勉強を怠り手癖で描いている人が
老いていき、業界についていけなくなるのです。
実際に若い人達ばかりが前線で
活躍しており、入れ替わりが激しい
厳しい業界です。
今から参入するのはレッドオーシャンに
入る事になるので大変です。
年をとっても前線で活躍している人はいますが、
極一部しか生き残っていません。
一方「画家」は中年~年老いても
プロとして一線で活躍している方が多く、
働いていた経験があるのであれば
それまでの収入、資源があるので
若い人よりも有利です笑
今まで有名な画家の作品集や
展示会を見てきましたが
大器晩成型の画家達ばかりで
大体若い時の作品より
後期の作品の方が大衆に知れ渡っています。
画材、資料集め、絵のモチーフ、
ストーリーを考えたりと
時間があるのでむしろ
今までの人生経験の積み重ねを
表現できる優位性がある
老人の方が有利です。
若い人に負けないようにしましょう!